こどもとの英語学習、ちょっと待って!そのやり方で大丈夫?
英語教育を進める際に、「これで正しいのかな?」と感じる瞬間があるかもしれません。
今回は「子どもの英語、がんばっていますが、伸びている気がしません!どうしたら良いでしょうか。」というご相談を頂きました!
親として、どう進めればいいか悩んだり、不安に思ったりすることは自然なことです。事実、よくある間違いを無意識のうちにしてしまうこともあります。今回は、よくある6つの注意点を取り上げ、それぞれに対する解決策を提案します。
気分でやっちゃう
英語学習をスタートする時は、親も「今日から頑張ろう!」と鼻息荒いかもしれません。が、数日で続かなくなる「三日坊主」はよくあることです。特に、初めは新鮮さや楽しさがある一方で、次第に飽きてしまったり、他の予定が優先されてしまったりします。しかし、言語学習は短期間で結果を出すのが難しいため、継続が何よりも大切です。ピアノの練習は、1日休むとそれを取り返すのに3日分の練習が必要、というのをご存じですか?言語学習も同様、1日欠けるだけで差が出てきてしまいます。
ここでおススメできるのは、無理のないプランを立てることです。
難しく考える必要はありません。たとえば、「1日3曲英語の音楽を流す」「おやつの時間に英語のアニメをつける」といった簡単な目標にして、毎日少しずつでも英語に触れ続ける習慣を作ると、徐々に成果が現れます。気づけば「何日も英語聞いてない!」とならないように気楽に続けることから毎日やってみてください。楽しさを維持するために、ゲーム感覚で英語を学べるアプリや動画を取り入れるのも効果的です!
こどもにまかせてしまう
ご自身の忙しさを理由に、もしくはお子さんの自主性を尊重して、英語学習を子ども任せにしてしまうということも、長期的には問題です。確かに、子どもが自発的に学ぶことは理想的!ですが、あくまでも理想です。特に小さい子どもにとっては、親のサポートや関与が不可欠です。子どもが楽しんで学べるよう、導入部分として親が積極的に、でもあくまでも自然に関わり、一緒に英語に触れる時間を作ることを心がけてください。
子どもだけに任せず、家族全体で英語を楽しむことできれば親も一緒に学べちゃいます!
焦っちゃう
英語学習が思うように進まないと、「もっと早く結果が欲しい」「他の子どもはもっと進んでいるのに」「全然モノになっている感じがしない」と焦りを感じることがあります。
これは特に、お友達や兄弟と比較してしまうと、親としても余計にプレッシャーを感じることとなってしまいます。しかし、焦りはかえってお子さんのワクワク、「楽しい!」の芽を摘んでしまう原因となります。
思い出してください!言語学習は長期的なプロセスであることは、中学、高校と6年間に渡り勉強しても思い通り話せるようにならなかった私たち親が一番わかっていますよね!すぐに結果を求めるのではなく、日々の小さな成長を喜びましょう。すると知らず知らずのうちに、「どこでそんなん覚えた?!」「今の発音めちゃくちゃキレイ!」と、びっくりするようなことがちらほら増えていきます。その都度達成感を子どもと共有し、成功体験を重ねることで、ワクワク、「楽しい!」が高まります。
大切なのは、細く長く、無理せず、焦らず、簡単な日々の目標を気長に、です。
素晴らしい教材を揃える
教育熱心な親御さんほど、”最高の教材”を集めてしまいがちです。
高価な教材や、知人から勧められた知育玩具を揃えることは悪いことだとは思いませんが、それ自体が英語力を飛躍的に向上させるわけではありません。どんなに良い教材でも、使い方次第です。子どもがその教材を楽しく、ワクワクを掻き立てられて使えるかどうかがカギです。
お子さんと一緒に本や映画、教材を吟味して、お子様の目がキラキラしたもの、興味のある内容を取り上げているモノを選びましょう。
教材選びは値段やうたい文句で決まるわけではないんです。
母語ではない英語で話しかける
「自分の英語が下手だから、話しかけるのが恥ずかしい」と感じる親も多いかもしれません。でも、完璧な英語を話す必要はありません。実際に、親がたどたどしい英語でも、積極的に子どもに話しかけることが重要です。子どもは親の姿を見て、英語を使うことに対する抵抗感を減らし、自然に英語に触れる機会が増えます。
たとえば、日常の簡単な会話を英語で試みることが良い練習になります。子どもが「こんな英語でいいんだ」と感じることで、英語に対するハードルが下がり、より積極的に英語を使うようになります。親がロールモデルとなることで、子どもにとって英語が身近なものになります。
アウトプットする場を設けない
意外と知られていないのが、語学はインプットだけではなく、実際に使う機会を持つことが非常に大切ということ。
中高6年間英語を勉強したのに、英語が話せない、苦手、というママさん、パパさんも多いのではないでしょうか。その理由は、圧倒的にアウトプットの場が少ないからです。
普段のご家庭での取り組み、学校や英会話教室での授業に加え、アウトプットの場を増やすのに打ってつけなのがオリジナルキャンプです。
ネイティブの先生と直接対話する機会を積み上げつつ、その成果を発揮する場として、サマーキャンプ・スプリングキャンプや短期留学プログラムも、子どもが英語を実際に使い、学び、成長する貴重な体験になります。
11月には複数回無料キャンプ説明会を実施します!
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